モバイル決済をしてみよう。
ボランティア活動であってもバザーやサービスの提供、寄付やファンドなどでお金のやりとりがありますよね。
その時、先方に現金がなくてせっかくの取引機会を逃してしまうことはありませんか。
そんなことのないようにスマートフォンでカード決済ができる「モバイル決済」サービスを導入したらいかがでしょうか。
スマートフォンを利用しますのでバザー会場や屋外でも、また、何人もが決済端末を持つという運用も可能です。
今日では何社かがモバイル決済サービスを提供していますが、私が最もおすすめなのは「Square」です。
モバイル決済サービスはスマートフォンと無料の端末で始められますので、初期費用なしでカード決済を始めることができます。Squareの場合、カード決済手数料は一律3.25%。振込は最短翌日から1週間後と国内カード決済業者の従来のサービスと比較しても優れています。
詳しくは以下のページでビデオをご覧ください。
私も使ってみましたのでその体験を書いてみます。
まずはSquareリーダーを近所のローソンで1,000円で購入しました。購入といっても後日この1,000円が自分の口座に振り込まれますので実質0円です。リーダーはこれ以外にもネットで申し込んで郵送してもらう方法もあります。
リーダーを入手したらSquareのウェブサイトでユーザー登録。ログインしたら銀行口座などの振込情報を登録します。
それから商品を登録(ラーメン500円、チャーハン500円などのように)。
次に、iPhoneでSquareレジアプリをインストールし、こちらでログインするともう先ほど登録した商品がありました。
「カレーライス」「スパゲッティ・ミートソース」などをタップして自分で注文受け付け。すると、画面上端の「お会計」金額が自動的に変化します。これでよければ「お会計:(金額)」をタップして会計画面へ。商品のキャンセルは「お買い上げ商品数(個数)」をタップして編集モードで行います。
会計画面に行くと「カード」「現金」「その他」のどれかの支払い方式を選択します。「カード」をタップしてカード支払い画面に移動。
ここでiPhoneにSquareリーダーをセット(イヤホンジャックに挿入)してからクレジットカードをリーダーにスワイプします。クレジットカード番号を数字で入力することも可。
スワイプ完了するとサイン画面になりますので、ここで自分の指でサインを書き込みます。意外と感度良く、きれいな文字が書けました。
レシートが必要な場合は次の画面でメールアドレスを入力すると会計明細がメールで送信されます。バザーなどの場でいちいち相手のメールアドレスを聞くのは現実的でないので、おそらく領収書が必要な人だけに手書きすることになるのでしょう。
ちなみにiPhone/iPadのSquareレジと連動するキャッシュドロアーとレシートプリンターもあるそうです。
Squareレジの「取引履歴」画面を見てみるとしっかりと記録されています。翌週には実際に自分の銀行口座に振込されていました。
Squareリーダーを買いにでかけてから会計が完了するまで大体30分。カード決済がこんなに手軽に導入でいるなんて驚きでした。
従来のカード会社だと営業マンと相談して決済手数料の見積もり、発注、端末の設置と数週間から数ヶ月かかるのではないでしょうか。しかも、決済手数料は会社の安定度と取引金額によって店ごとに違うということで不透明でした。
上記にあるようにSquareレジでは現金払いの会計にも対応しています。つまり、これは売上管理ソフトでもあるのです。売上履歴などはSquareのウェブサイトでも管理できます。
Square使用体験記はこちらがもっと詳しいです。
http://gigazine.net/news/20130604-square-reader/
また、Square以外のモバイル決済サービスについてはこちらをご参考ください。
http://cards.hateblo.jp/entry/mobile-kessai-matome/
このように極めて手軽にカード決済が導入できます。みなさまの活動への導入をご検討されたらいががでしょうか。